AUSTRALIA / 2023年9月 ケアンズ・シドニー5泊6日
オーストラリアは南半球に位置する世界第6位の広大な国土を持つ国です。独自の生態系が育む多様な野生動物と、近代的な都市文化が共存する唯一無二の旅先として、世界中から多くの旅行者を魅了しています。カンガルーやコアラなど、他の国では見られない動物たちに出会えることも大きな魅力のひとつです。
公用語は英語で、日本からのフライトは直行便で約9〜10時間。時差は東部標準時で日本より+1〜+2時間(サマータイムにより変動)と比較的近く、初めての海外旅行先としても人気が高い国です。
クイーンズランド州北部に位置するケアンズは、世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」への拠点として知られるリゾートシティです。熱帯雨林とサンゴ礁という2つの世界自然遺産を同時に楽しめる、地球上でも稀有な場所です。
実際に行ってみると、ケアンズのビーチ付近はかなりのどかでした。平日の17時ごろでも、大人たちが薄着でランニングやバレー、バスケをしていて、カフェで黙々と勉強するというより、会話や外遊びを楽しんでいる人が多い印象です。東京のような忙しさとは違い、街全体にリゾート地らしい余白がありました。
全長2,300kmに及ぶ世界最大のサンゴ礁地帯。スノーケリングやダイビングで、色とりどりのサンゴや熱帯魚、ウミガメなどと出会えます。日帰りツアーから宿泊クルーズまで様々なプランがあり、初心者でも安心して参加できます。
ケアンズ近郊の世界遺産・熱帯雨林を走る歴史ある観光鉄道。100年以上の歴史を持つ列車に乗り、緑深いジャングルの中を抜けていく体験は格別です。ゴンドラ(スカイレール)との組み合わせがおすすめ。
💡 ケアンズ旅行メモ:日本語対応のツアー会社が多く、英語が苦手でも困らないことが多い。ベストシーズンは乾季の5〜10月。
今回の旅行は、前半をケアンズ、後半をシドニーにした5泊6日の卒業旅行です。ケアンズでは自然系のアクティビティを詰め込み、シドニーではオペラハウス周辺の夜景や市街地観光を中心に回りました。
オーストラリア最大の都市シドニーは、美しい港湾都市として世界的に名高い場所です。シドニー湾に面した絶景と、活気あふれるカフェ・レストランシーン、多様な文化が融合した国際都市です。
ケアンズののどかな空気から移動すると、シドニーはかなり都会に感じます。東京のように外資系企業のビルが並び、街のテンポも速めです。友人と「オーストラリア国有の大企業って何があるんだろう」と話した記憶が残っています。自然のケアンズ、都市のシドニーという対比がはっきりしていて、同じ国の中でもかなり違う雰囲気を味わえました。
ユネスコ世界遺産に登録されたシドニーの象徴。白い貝殻を重ねたような独特のデザインは、デンマーク人建築家ヨーン・ウッツォンによるもの。内部ツアーへの参加や、実際に公演を鑑賞することもできます。
シドニー市街から約8kmに位置するオーストラリアで最も有名なビーチ。白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がり、サーフィンを楽しむローカルの姿も見られます。周辺にはおしゃれなカフェやショップが立ち並びます。
シドニー湾にかかる巨大な鉄橋。橋の上を歩いて渡るブリッジクライムツアーが人気で、頂上からの360度パノラマビューは圧巻です。オペラハウスとの同時眺望スポットとしてもフォトジェニックな場所です。
一番印象に残ったのは、キュランダ観光鉄道とオペラハウス周辺の夜景です。キュランダ観光鉄道は、熱帯雨林の中をゆっくり進む時間そのものが楽しく、ケアンズに来た実感が強く残りました。シドニーでは、オペラハウスとハーバーブリッジが見える夜景がかなりよく、写真目的でも散歩目的でも満足度が高いです。
一方で、シドニータワーとbillsは期待値ほどではありませんでした。シドニータワーは悪くはないものの、オペラハウス周辺の夜景の方が記憶に残っています。billsも有名店として一度行く体験はできますが、旅行日数が短いなら別のローカル店や街歩きに時間を回してもよかったと感じました。
食事で印象に残っているのは、I'm Angus Steakhouseのステーキです。オーストラリアらしく肉をしっかり食べたいなら、ステーキは一度入れておくと満足感があります。ただし円安の影響もあり、外食は全体的に高く感じました。
ケアンズでは、NOA Restaurant Cairnsで飲んだAmberley Kiss & Tell Moscatoもよかったです。暑い気候の中で飲みやすく、リゾート地のゆるい空気に合う一本でした。
2023年9月時点の卒業旅行では、円安の影響もあり、全体的にかなり高く感じました。ざっくりした費用感は以下です。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 国際線航空券 | 約8万円 |
| 国内線(ケアンズからシドニー) | 約3万円 |
| ホテル | 約5万円 |
| ツアー・アクティビティ | 約5万円 |
| 食費 | 約3万円 |
特に外食とアクティビティは高くなりやすいです。グレートバリアリーフ、ラフティング、キュランダ鉄道のような体験を入れるなら、旅行前からツアー代を別枠で見ておく方が安心です。
ケアンズではボヘミアリゾートケアンズに泊まりましたが、設備はかなり年季が入っていました。宿泊費を抑える選択肢としてはありですが、快適さを重視するなら中心部やビーチ付近のホテルをもう少し比較した方がよさそうです。
シドニーでは市内のきれいなホテルに泊まりました。部屋の設備がよく、スピーカーで音楽を流しながら過ごせたのが地味に印象に残っています。ケアンズでアクティブに動いた後だったので、シドニー側の宿は清潔さと休みやすさを優先してよかったです。
移動はUberと国内線が中心でした。Google Mapsで行き先を確認し、都市内移動はUberを使うとかなり楽です。通信はTrip.comのeSIMを使いました。地図、配車、予約確認をスマホで見る場面が多いので、通信手段は出発前に準備しておくのがおすすめです。
オーストラリアは国土が非常に広く、都市間移動を軽く見ると日程が崩れます。ケアンズとシドニーを同じ旅で回る場合は、最低でも5〜6日程度を見ておくと、到着日、国内線移動、帰国日の負担を分散できます。短期旅行なら、自然を優先するならケアンズ、都市観光を優先するならシドニーに絞る選び方も現実的です。
ケアンズはグレートバリアリーフやキュランダなど、ツアー参加型の観光が中心です。天候や海況でツアー内容が変わることがあるため、海に出る日は旅程の前半に置くと、予備日を残しやすくなります。シドニーは公共交通と徒歩で回れる場所が多く、オペラハウス、ハーバーブリッジ、ビーチ、カフェを組み合わせやすい都市です。
持って行ってよかったものは帽子です。9月でも日差しが強く、ケアンズでは屋外アクティビティが多いため、帽子やサングラスはかなり役立ちます。逆に持って行けばよかったと思ったのはビーチサンダルです。海や水辺の予定があるなら、濡れてもいい履き物があるだけでかなり楽になります。
支払いは基本的にカードで問題ありませんでした。タッチ決済が普及していて、日本人目線でもかなり便利です。ただし島や一部の場所では現金が必要になるため、少額の現金は持っておく方が安心です。
治安はかなり良いと感じました。とはいえ、夜は薬物中毒のように見える人も一部いて、深夜に人気の少ない場所を歩くのは避けた方がよさそうです。混雑は全体的に少なく、観光地でも人の多さで疲れる感じはあまりありませんでした。
次にオーストラリアへ行くなら、もっと世界遺産を見る旅にしたいです。今回はケアンズとシドニーの定番を中心に回りましたが、オーストラリアは自然のスケールが大きいので、もう少し日数を取って国立公園や別エリアの世界遺産にも足を伸ばしたいと感じました。
ケアンズののどかさと、シドニーの都会感を両方見られたのはよかったです。一方で、物価の高さはかなり印象に残ったので、次はホテル、外食、ツアーの優先順位を先に決めて、使うところと抑えるところを分けて計画します。