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BALI TRAVEL EXPERIENCE

バリ島内陸を巡った一日

海辺とは別のバリを見たくて、寺院、高原、棚田、聖なる泉を車で巡りました。自分で撮った写真を手がかりに、緑と祈りの風景が続いた一日を振り返ります。

テガラランの棚田を望むブランコ
テガラランの棚田を望むブランコ。濃い緑の中で赤い衣装が大きくなびく。
訪問エリア
バリ島中部・ウブド周辺
移動
車で内陸の見どころを周遊
この日の軸
寺院、棚田、コーヒー、聖なる泉

写真からたどる周遊ルート

寺院キンタマーニ高原テガラランコーヒー農園ティルタ・ウンプルゴア・ガジャ

バリ島は地図で見る以上に移動に時間がかかります。この日は南部のビーチを往復するのではなく、ウブド周辺から北東方向へ見どころをつなぎ、内陸の文化と自然を一度に見る流れにしました。

朝食のあと、寺院へ

一日はアボカドトースト、フルーツ、パンケーキの朝食から。観光地を詰め込む日は、出発前にしっかり食べておくと途中の時間調整がしやすくなります。

バリ島で食べた朝食
アボカドトーストと南国フルーツ。内陸周遊へ出る前の朝食。
バリ島の寺院に並ぶメル
境内に並ぶ多層の塔「メル」。青空に黒い屋根の輪郭が映える。

境内に入ると、割れ門や石像だけでなく、幾層にも重なったメルが並びます。バリの寺院は建物ひとつを見るというより、門、庭、祠、塔がつくる空間全体を歩く場所でした。

キンタマーニ高原で火山と湖を見る

標高を上げてキンタマーニへ。展望地点からはバトゥール山とカルデラ湖を同時に見渡せます。麓の暑さとは違い、雲が低く垂れ込め、風景にも涼しさがありました。

キンタマーニ高原から見たバトゥール山と湖
キンタマーニ高原の展望。中央にバトゥール山、右手にバトゥール湖が広がる。
キンタマーニをGoogle Mapsで見る

テガラランの棚田

山道を進んでテガラランへ。谷の斜面に細い畦が重なり、ヤシの木と田んぼが一続きになっています。写真で見ると穏やかですが、実際は高低差があり、足元が濡れている場所もあります。

テガラランの棚田
テガラランの棚田。谷の形に沿って小さな田が何段も続く。

棚田を眺めるだけでなく、大きなブランコも体験しました。景色そのものとは別に、写真を撮るための観光がしっかり成立している場所です。静かな田園だけを想像して行くより、人気の撮影スポットだと理解しておいた方が実際の雰囲気に近いです。

テガラランをGoogle Mapsで見る

コーヒー農園で飲み比べ

農園ではカカオの実を見てから、コーヒーやお茶を少量ずつ試飲しました。トレーにはバリコーヒー、ココナツ、バニラ、ジンジャーなどの名前が並び、味の違いを一度に比べられます。

バリ島の農園で育つカカオの実
幹から直接ぶら下がるカカオの実。飲み物になる前の姿を間近で見られた。
バリ島のコーヒーとお茶の試飲セット
コーヒーとお茶の飲み比べ。甘さや香りの違いが分かりやすい。

ティルタ・ウンプルの聖なる泉

ティルタ・ウンプル寺院では、沐浴場に大勢の人が並んでいました。水を浴び、手を合わせながら順番に泉を進む光景は、観光地である前に今も祈りが続く場所だと感じさせます。

ティルタ・ウンプル寺院で沐浴する人々
ティルタ・ウンプルの沐浴場。参拝者が一つずつ水口を巡る。

見学だけでも肌の露出に配慮し、現地の案内に従う必要があります。写真を撮る際も、祈っている人を単なる被写体として扱わない距離感が大切だと思いました。

ティルタ・ウンプルをGoogle Mapsで見る

最後はゴア・ガジャへ

一日の終盤に訪れたのがゴア・ガジャ。苔のついた巨大な顔の口が洞窟の入口になっており、明るい棚田や高原とはまったく違う湿った空気があります。

ゴア・ガジャ遺跡の洞窟入口
ゴア・ガジャの洞窟入口。岩壁を覆う彫刻と苔が強い存在感を放つ。

上から境内を見渡すと、洞窟だけでなく祠や沐浴場、木々に囲まれた敷地全体が見えます。入口の写真だけで帰らず、階段を下りて周囲まで歩くと印象が変わる遺跡でした。

ゴア・ガジャをGoogle Mapsで見る

行って分かったこと

よかった

火山、棚田、寺院、農園を一日でつなぐことで、ビーチリゾートだけではないバリ島の暮らしと信仰を立体的に見られたこと。

次は変えたい

移動と見学を詰めすぎず、棚田か寺院のどちらかで長く歩く時間を取る。雨とぬかるみに備えて、滑りにくい靴も用意したい。

この体験記について

掲載写真は本人がバリ島で撮影したものです。訪問順や場所は、写真とアルバム内の記録から確認できる範囲で構成しています。判別できない飲食店名は記載していません。

バリ島内陸を回る人へのメモ

同じ島内でも渋滞や山道で移動時間が伸びます。地図上の距離だけで予定を組まず、主要スポットを一日に三、四カ所へ絞る方が安心です。寺院用に肌を覆える服、急な雨への備え、棚田を歩ける靴を持っておくと動きやすくなります。